第36回八千代町近隣剣道大会

315日(日)八千代町総合体育館にて、
36回八千代町近隣剣道大会がありました。


開会式

個人戦(456年生、中学男子、一般男子、一般女子)に出場し、みな善戦しました。
多くの子が1回戦を突破しましたが、2回戦を突破することはできませんでした。

試合後先生から、たくさんのお話を頂きました。

「最近君たちの稽古を見ていて、ずいぶん成長したと思っていたが、それが試合になると出ない。ということは、まだ、稽古でやっているいことが、地力になっていない、ということだ。普段稽古やっていることが、試合ででないとだめだ。稽古中は強くなっているのに、試合になって、相手がいると、どうしよう…、になってしまう。先生より強くないのだから、先生とふだん稽古しているんだから、と、そのくらいの余裕を持って試合に臨んでほしい。」

「二つ目に、勝てる試合を落とさないこと。
具体的に言うと、5年の二人は勝てる試合だったはず。それを落とすのは残念だ。
自分よりレベルの高い人に勝てるようにならないといけない。今回そういうところをしっかり反省して、これからに活かすこと。」

「三つ目に、6年生二人を見てて思ったこととして、少し難しい話をします。
相手と構え合って、勝手に一方的に打っていく、これでは絶対決まるわけがない。勝手に自分がかかっているだけだ。一方、相手がどうやってくるかな、相手が打ち始めて、ああこの人こうやるんだ、とその後に打っていったら、それも自分が取れるわけがない、それはもう待ってしまっている。一方的にかかって行ってもだめ、相手を見て待っていてもだめ。剣道には「先を取る」、「後を取る」(待つ)というのがある。 
先を取るというのは、勝手に打っていくことではない、自分が攻めて相手を崩して、いくこと、そのひとつが出ばな。出ばなをしっかりねらうことが大事だ。」

「最後に、個人戦は一本取ったら勝ちだということ。だから、一本取られたら、相手は守りに当然入り、2本に取りには来ない。だから、もっと 必死に取りに行かないと、逆転できないよ。逆に言ったら、自分が1本に取ったら逃げ切らないといけない。団体戦じゃないから。それは2本とれた方がいいかもしれないけど、1本も2本も勝ということでは変わりない。」

「そういうこともしっかり意識しながら、相手がどうかも見極めながら試合をすること。でも、一番大事なことは、相手がどんなであれ、「自分の剣道」ができたか、どうか。相手が強いか弱いかじゃない。その中で、自分が得意な技にいくこと。6年の子に言ったのは、面に行かなかったこと。「自分の剣道を、その相手の中で行うこと」。いつもできるわけじゃない、が、試合の中のある局面では自分の剣道をして欲しい。それで勝てなかったら、しょうがない、それは、先生が悪いということだ。
そういうところをしっかり気をつけてこれからもがんばりましょう!」

先生、とてもためになるお話をありがとうございました。

「自分の剣道を、その相手の中で、行うこと」という言葉、とても心に残りました。
自分が納得できる剣道ができるように、
これからのお稽古も精一杯がんばっていきましょう。

低学年へは、

「遊びに来ているわけじゃない、ほかの先生も言っているように試合前の準備、試合後、しっかり意識して過ごすこと!」とのお話がありました。
試合場に入ったら、緊張感を持って、過ごすこと、これもとても大事なことだと思いました。

先生方、長時間の審判、大変にお疲れさまでした。
本日もご指南を頂きありがとうございました。



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